オリジナルフォトブックの作り方|中とじ小冊子印刷で作る

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このページでは中とじ印刷で作るオリジナルフォトブックについて、製作の工程と必要な道具、スマートフォン及びパソコンそれぞれでの編集方法を紹介しています。

筆者の作成したフォトブックについては「フォトブックを自作しました|製作の流れと使用ツールの紹介」をどうぞ。

また、編集後の印刷工程については別記事「中とじ用のページ順で印刷する方法|片面・両面印刷の設定」をご参照ください。

こちら↓のような小冊子のフォトブックを作っていきます。

スマートフォンで編集作業をする場合は、編集後の工程はパソコンを利用するか、コンビニ印刷をする前提でご案内しています。

フォトブック制作の工程

ここで紹介する中とじフォトブック作りは大きく次の4つの工程に分かれます。

  1. 編集 各ページのレイアウトしJPEG形式で保存
  2. 変換 全ページを1つのPDFファイルに変換
  3. 印刷 PDFを「小冊子」設定で印刷
  4. 製本 ホッチキスで中とじ

12ページの冊子を例にすると以下のようになります。

このページでの「小冊子」設定とは、1・2・3…のようにページに順に並んだページを、に中とじ用に16・1・2・15…のような順(上図の右端)で印刷することを指します。

「小冊子」用のページ順での印刷に対応しているプリンタもありますが、非対応のプリンタでも印刷することができます。 Acrobat Reader を使う方法です。

Acrobat Reader(PDF閲覧ソフト/無料)では印刷の設定で「小冊子」印刷ができますので、編集したページを一旦PDFファイルに変換してから印刷します。

コンビニプリントを利用する場合は、WebブラウザでフォトブックのPDFデータを「小冊子」設定でアップロードの後、店舗で印刷をします。

中とじフォトブック製作に必要なホッチキスと用紙について

印刷したものを綴じる時に、中とじ用ホッチキスが必要になります。このような綴じ方ができるホッチキスです。

上の画像のようなガイドつきのもの以外に、コンパクトなサイズもあります。

また、家庭用のプリンタで両面印刷する場合は、両面印刷用紙が必要です。

インクジェットプリンタの場合、両面印刷用は一般的なコピー用紙よりも厚口になりますので、綴じられる枚数が少なくなります。

上記の中とじ用ホッチキス(10号針使用)で8枚の紙を留めたところ、厚口の写真用紙(厚さ0.22mm)で下の画像のような感じです。

0.22mm×8枚

厚口用紙だと冊子にするにはちょっと頼りなく感じます。ちなみに一般的なコピー用紙(厚さ0.09mm)8枚で下のような感じです。

0.09mm×8枚

それでは次項より、フォトブックの作り方をスマートフォン→Windowsの順に紹介していきます。

Windowsで編集する場合は「フォトブックの作り方 (Windowsでの編集)」からどうぞ。

フォトブックの作り方 (スマートフォンで編集)

編集 各ページのレイアウト ( スマートフォン編)

編集に使用するアプリは、アプリストアで「コラージュ」で検索するとたくさん出てくるので使いやすいものでいいと思います。編集作業についてはアプリごとに操作が異なると思いますので、筆者の使っているPolishの画面で大まかな流れを説明します。

編集は1ページずつ行います。ページごとに必要な写真をアプリから選択します。ここでは1ページ目の表紙になるページを作成しています。

写真の配置や色調整、文字入れなど必要な作業をします。ちなみに上の画像のようなレイアウトにするために、白い部分2か所にダミーの白い画像を入れています。枠をつけるとこんな感じ↓です。

下↓が白い画像です。ご自由にダウンロードしてご利用ください。枠を表示させていますが、画像自体は真っ白です。

ページのレイアウトが終わったら保存します。ファイルの保存形式が選択できる場合はJPEGで保存します。写真が保存されたことを確認します。

コラージュ作成アプリに戻って2ページ目以降のレイアウト作業をし、すべてのページが揃ったことを確認します。

全12ページを作り終わったところです

すべてのページの作成が終わったら各ページの画像をパソコンへ移し、「変換 JPEG→PDFへの変換」へ進みます。

スマホーパソコン間の画像等のデータを共有する方法については↓の記事をご参照ください。

スマートフォン - パソコン間でデータをやりとりする方法|DropBoxを使ったファイル共有
スマートフォン-パソコン間でDropBoxを使用してファイルを共有する方法について解説します。

フォトブックの作り方 (Windowsで編集)

写真データはあらかじめスマートフォンからパソコンへ送っておきます。転送方法が分からない場合は以下の記事を参考にしてください。

スマートフォン - パソコン間でデータをやりとりする方法|DropBoxを使ったファイル共有
スマートフォン-パソコン間でDropBoxを使用してファイルを共有する方法について解説します。

使用するソフト一覧 ( Windows編)

フォトブックの編集から印刷までに使用するソフトウェアの一覧です。

作業内容使用ソフト・サービス
各ページのレイアウトPhotoScape X (Windows無料ソフト)
PDFファイルへの変換Print to PDF (Windows10に標準搭載)
 印刷(家庭用プリンタ)Acrobat Reader (Windows無料ソフト)
 印刷(コンビニ) Webサイト ネットワークプリント

編集 各ページのレイアウト ( Windows編)

フォトブックの各ページを作っていきます。ここでは PhotoScape X を使用しています。PhotoScape Xは Microsoft Store からダウンロードできる無料の画像加工ソフトです。

スタートボタン→[Microsoft Store]から「 PhotoScape X 」で検索し、インストールします。

スタートボタン→Microsoft Store

インストール後 PhotoScape X を起動します。

※以降の説明ではPhotoScape X Pro(有料版)を使用していますが、 無料版のPhotoScape X も基本的な操作は同じです。

最上部の「コラージュ」タブを選択します。

「コラージュ」からレイアウト作業開始

ちなみに画面の色は「明るいトーン」「暗いトーン」から選べます。 画面右上のマークから切り替え可能です。(画面を切り替えると編集中のデータが破棄されるので注意)

明るいトーン・暗いトーン

最初に完成時のサイズを決めます。①右上の「サイズ」をクリックし、②幅と高さを入力し③OKをクリックします。筆者は印刷時のサイズから1654×2362ピクセルとしました。

完成サイズの指定

解像度が高いほど画質は良くなりますが、ファイルサイズも大きくなります。コンビニ印刷を利用する場合は、ファイルサイズの制限(PDFファイルで10MB)があるので注意が必要です。

写真の枚数やレイアウトを選択します。以降の編集作業中でも変更可能です。

写真枚数とレイアウトの選択

画面右端のマークをクリックすると下のようにフォルダが表示されるので、画像をドラッグ&ドロップで配置していきます。Windowsのフォルダからドラッグ&ドロップも可能です。

フォルダの表示

境界線は自由に動かせるのでレイアウトをしながら調節します。

境界線の調節

写真の間隔や外枠は下の画像の赤枠部分「間隔」「マージン」で調整します。背景色などもここで変更できます。

画像の間隔の調整

空白にしたい部分にはダミーで白い画像を配置しました。

画面上部と下部右側に白い画像を挿入
白い画像

空白の枠内は保存時には自動的に背景色になりますが、編集時も完成時と同じように見えた方がいいのでこのような方法をとりました。

挿入した画像をクリックするとパネルが表示され、拡大や色の調整ができます。

画像の拡大・色調整

文字の挿入は右下の挿入ボタンをクリックして、ポップアップから「テキスト」を選択します。

文字の挿入

文字を挿入すると下の赤枠のようなウィンドウがポップアップします。テキストの内容・色・サイズ・背景・文字間隔などはこのウィンドウ内で調整できます。

文字の編集

レイアウト作業が終わったら画面下部の「保存」から保存します。

レイアウト後ページを保存

このとき、ファイルの種類はJPEG形式を指定します。初期のファイル名は「collage」となっていますが「ページ01.jpg」など連番をつけておきます。

次のページを編集する際も同じように「collage.jpg」が初期ファイル名としてつけられるため、間違って上書きしないために、保存するたびに名前を付けます。

筆者は最初気が付かずに1ページ目と同じ名前で2ページ目を保存してしまい、1ページ目をまた作り直すはめになりました(^^;)。同名のファイルがあっても「上書きしますか?」などの警告が出ない仕様のようなので、注意が必要です。

以後同様にして、2ページ目以降を作成します。

画像はイメージです(PhotoScape Xにはない配置が一部含まれています)

すべてのページの編集が完了したら、次項のPDFへの変換へ移ります。

変換 JPEG→PDFへの変換

Windows10に標準インストールされている Print to PDF で1つのPDFファイルに変換します。Print to PDFは仮想プリンタで、実際の紙に印刷するのではなく、選択したファイルをPDF形式へと変換します。

レイアウトしたページのフォルダを開き、1ページ目から最終ページまで順番に並ぶようなファイル名になっていることを確認します。

すべてのページを選択して、1ページ目の上で右クリックします。

すべてのファイルを選択し、表紙ページの上で右クリック

右クリックメニューの「印刷」を選択します。

ウィンドウが立ち上がりますので、「プリンター」で「Microsoft Print to PDF」を選択します。

でページ順を確認したら、右下の「印刷」をクリックします。重ねて言いますが、ここで実際の紙に印刷されるわけではありません。

PDFファイルの保存先とファイル名を指定して「保存」をクリックします。

デスクトップに「写真集.pdf」として保存

ここでは保存先はデスクトップ、ファイル名は「写真集」で保存します。

写真集.pdfが保存されたことを確認したら、印刷に進みます。印刷方法については、別ページに分けました。

中とじ用のページ順で印刷する方法|片面・両面印刷の設定
PDFファイルを、中とじ小冊子用に印刷する方法を解説しています。①家庭用の両面プリンタで印刷する場合、②家庭用の片面プリンタで印刷する場合、③コンビニプリンタで印刷する場合の3パターンで解説しています。

5. 製本 ホッチキスで綴じる

印刷が終了したら、綴じる前に紙の上下・表裏を確認して揃えます。枚数が多い時はクリップなどではさんでずれないようにしておくと良いですね。

筆者は念のため、こすると消えるフリクションボールで綴じる位置に印をつけています。

ホッチキスで中心部分を綴じます。

ホチキス留め

ホチキス部分で折ります。内側にものさしなどを当てると折りやすいです。

半分に折って完成!

以上、中とじ小冊子印刷で作るオリジナルフォトブックの作り方でした。この記事がお役に立てましたら幸いです。

中とじ用のページ順で印刷する方法|片面・両面印刷の設定
PDFファイルを、中とじ小冊子用に印刷する方法を解説しています。①家庭用の両面プリンタで印刷する場合、②家庭用の片面プリンタで印刷する場合、③コンビニプリンタで印刷する場合の3パターンで解説しています。

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