フォトブックを自作しました|制作の流れと使用ツールの紹介

お料理Diary
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最近、中とじ用のホッチキスというものを手に入れたので、オリジナルのフォトブックを作りました。自分で本っぽいものが作れるというのが実に楽しかったので、ここでは使った道具や完成した小冊子の紹介と、大まかな制作の流れについて紹介させていただきます!

中とじ用ホチキスについて

中とじというのは製本方法のひとつで、紙の中心をホッチキスで止める方法です。 パンフレットなどの小冊子によく使われる綴じ方で、広げるとこんな感じになっています。

普通のホッチキスだと紙の端からせいぜい数cmまでしか届かないので、このような綴じ方をするには専用品が必要です。それがこちらです。

中とじ用ホッチキス

ガイドをスライドさせてA4サイズまで作れます。針は一般的なホッチキスと同じ10号(綴じ枚数15枚)を使用します。

私が買ったホッチキスは、上のような大型サイズでしたが、その後↓のコンパクトサイズの商品があることも知りました。

綴じ枚数は同じなので、正直、こっちでもよかったかな(^^;)。コンパクトな分収納性がよさそうですね。

完成したフォトブック

冒頭にも貼りましたが、完成したのがこちらです。

一番左は2年前に行った旅行の写真集で16ページ、右の二つはごはんの記録で各24ページの冊子です。A4用紙に両面印刷したものを中とじしたので、完成サイズはA5版です。

こだわったのは手作り感がないという点です。市販の雑誌ほどではないけれど、フリーペーパーやパンフレットと一緒に置いても違和感がないような感じに仕上がったと思います。両面印刷と中とじのおかけです。

中はこんな感じです。

ごはん記録の方は1ページに8枚分の写真をぎっしり入れてカタログ的な見方ができるようにしました。写真の下にはメニュー名を入れています。

旅行記の方はこんな感じ。

写真を大きめにし、当時の日記から抜粋した文章を入れています。撮影時刻を入れたので、移動にかかった時間の確認や時系列などが分かりやすくなりました。

印刷については、ごはん記録は自宅の家庭用レーザープリンタで印刷、旅行記はコンビニのネットプリントを利用しました。

フォトブックを作ろうと思ったきっかけ

写真などデジタルで場所も取らずにいくらでも保存できる時代に、なぜに紙でフォトブックを作るのかという向きもあるかと思います。毎日撮りためたごはんの写真をスマホでたまに見返すのですが、全体を見渡すように見られたらなあと思っていました。

すぐに手に取って見たい所にたどり着くアクセシビリティの良さや、一目で見渡せる一覧性は、やはりデジタルに比べ紙が優れています。

なんとなくぱらぱらとめくって「そういえば最近これ食べてないな」「前に作ったこれおいしかったな」などと、また作るきっかけにするには紙が向いていると思ったのです。

…などともっともらしいことを書いていますが、実はただ単に雑誌っぽいものを作りたかったというのが一番大きいです(笑)。どの写真を使おうかとか、どんな配置が見やすいだろうか、とか考えるのが好きなので、編集という作業自体がメインの目的といえます。

作りたいから作る、手作り系の趣味ってそんなもんじゃないでしょうか。

フォトブック制作の流れと使用したツール

参考までにフォトブック制作の流れをざっと箇条書きするとこのような感じです。

  1. 各ページのレイアウトしJPEG形式で保存
  2. 全ページを1つのPDFファイルに変換
  3. PDFを「小冊子」設定で印刷
  4. ホッチキスで綴じる

両面印刷で中とじの冊子を作る時にネックになるのは、ページ付けの面倒さです。16ページの冊子なら印刷するときのページ付けは↓こんな感じになります。1が表紙、16が裏表紙です。

編集するページの順序と印刷の順序が異なるのがややこしいところです。レイアウトしたページはJPEGで保存しますが、ページ01.jpg、ページ02.jpg、ページ03.jpg…のような別ファイルを上の画像のような順に印刷するために一旦PDFファイルに変換しています。

PDF閲覧ソフトAcrobat Readerでは印刷時の設定で「小冊子」という項目があり、中とじ用のページ付けができるようになっています。

そこで「1→2→3→4…(閲覧時のページ順)」に並んだ各ページをPDFに一旦変換し、「1→16→3→15…(中とじ用の印刷時のページ順)」で印刷できるよう、上記の手順となりました。

私が今回のフォトブック作りに使用したアプリやソフトは以下の通りです。

作業内容使用したツール
各ページのレイアウトPhotoScape X (Windows無料ソフト)
PDFファイルへの変換Print to PDF (Windows10に標準搭載)
印刷(家庭用プリンタで印刷)Acrobat Reader (Windows無料ソフト)
印刷(コンビニ印刷) Webサイト ネットワークプリント
(ファミリーマート・ローソンで印刷可)

印刷は両面印刷のできる家庭用レーザープリンタを使用しました。この記事を書くにあたってコンビニプリントも利用してみました。私の利用したファミリマートでは、ネットプリントはフルカラー普通紙60円/1面ですので、16ページの両面印刷で480円でした。

レイアウトに使用するソフトはいくつか試して、最終的にWindowsの画像加工ソフトPhotoScape Xのコラージュ機能を利用しました。

スマホアプリ、Microsoft Word、PhotoScape Xで、中とじ印刷する場合のメリットとデメリットをまとめました。スマホアプリについては、スマホでの編集作業全般に言えるものを挙げています。(ちなみに私はPolishというアプリを使いました)

ソフト・アプリ名メリットデメリット
スマホアプリスマホからの写真の転送が不要
写真の配置が簡単
写真の色調整が簡単
文字のサイズ・位置の微調整が難しい
1ページ1ファイルで、中とじ印刷には変換が必要
完成済のページの確認はアプリの切り替えが必要
Word配置の自由度が高い
完成後の修正がしやすい
全ページ1ファイルで、中とじ印刷が簡単
スマホ→PCへ写真の転送が必要
写真の色調整の操作が複雑
PhotoScape X 写真の配置が簡単
写真の色調整が簡単
文字サイズ・位置の調整が簡単
スマホ→PCへ写真の転送が必要
1ページ1ファイルで、中とじ印刷には変換が必要

PhotoScape XはMicrosoft Storeからダウンロードできる、無料の画像加工ソフトです。

配置のしやすさや、編集中の写真の補正はもちろん、文字入れも細かい調整がしやすく、フォトブック作成に最適です。

以上、フォトブック作成についての簡単な説明でしたが、印刷までの詳しい作り方は別記事にまとめたいと思います。

奥付が入ると、より「らしい」ですね

ここでご紹介した旅行記など以外でも、子供の成長記録や作品集など色々なフォトブックが作れると思います。印刷までしなくとも、写真レイアウト→PDF化でデジタルデータとしてまとめるだけでもなかなか楽しいものです。

現在作成中のハンドクラフト作品集。スマホだけで作れるかチャレンジ中

というわけで自作フォトブック作りの紹介でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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