レシピ通りに料理を作り続けて分かったこと――レシピも時代を反映している

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鶏むね肉とブロッコリーのマスタードしょうゆ炒め

この1年ほど、雑誌やネットのレシピを参照し、その通りに料理をすることが多い。主婦歴は20年以上でもともと料理好きなので、レシピがなくても作れる料理はそこそこあった。それでもあえてレシピを参照して作るようになったのは、新しい知見を得るために、などという向上心ではなく、単に専業主婦になってヒマになったからだ。

が、きっかけはどうあれ、レシピ通りの分量、味付けで作ることを続けていくと気が付いたことがあった。

雑誌や本のレシピは食材を使い切りやすい

まず、雑誌や料理本のレシピは食材を使い切れるように考えられているということ。

上の画像のブロッコリーと鶏肉のマスタードしょうゆ炒めはオレンジページ 2020年 12/2号のレシピだが、使う食材はブロッコリー1株、鶏もも肉1枚(レシピではミニトマトも使用していたが自分はなしにした)。一食で食材を使い切って余りが出ないようになっている。

全体的に今のレシピ本は、半端が出ないように組まれているレシピが多いように思う。里芋400g(≒1袋分)、なす4個320g(≒1袋分)などという感じだ。キャベツ1/2個やレタス1/2個などのレシピもあるが、それらもスーパーでカット売りされているので、購入できる単位でレシピが作られているのだろう。

在庫は持たず必要な分だけ買う、といったライフスタイルや、夫婦での家事シェアを想定しているのかもしれない。

比較対象として30年くらい昔の料理本を貼ってみる。このような↓「玉ねぎ80g、タケノコ50g」、それどんくらいの量?残りのやつどうすんの?みたいなのは最近の本や雑誌では見かけない。

我が家も以前は、半端に残った野菜が何種類も冷蔵庫にあり、そのうちのいくつかは無駄にしてしまうというようなことがよくあったが、今は一度で使い切るレシピで作るため、食品ロスがなくなった。玉ねぎ1/2個など半端が出ることもあるが、種類が少ないため以前のようにあることを忘れてしまうことは少ない。

というわけで、使い切りレシピはありがたい。

昔は4人分で品数多め、今は2人分で品数少な目?

今のレシピ本・雑誌は2人分の量で書かれてあることがほとんどだ。我が家は普段は2人、時々3人なので、計算がしやすくて楽だ。昔の料理本は4人分で書かれてあることが多かった。

こちら↓も30年くらいの別のレシピ本から。

ここでふと気が付いたのだが、先ほどの酢豚にしろ、上の冬瓜料理にしろ、1人前の量にしてみると随分少ないように思う。冬瓜は上の写真で全量4人分だ。

試しに調味料を除いた食材の重さを合計して、昔の4人分と今の2人分を酢豚で比較してみる。

30年前の酢豚レシピは、およそ500~550g。重量表記のないものはこちらのサイトを参考に目安値で計算した。

比較として、ここ2年以内に発行された雑誌の中から酢豚のレシピを探してみた。下の画像はオレンジページ 2019年 10/17号より。

食材の重さは2人分で500g、他にいくつかあった酢豚レシピも平均で約500gだった。

つまり、食材の量で言えば、昔の4人分と今の2人分が同じくらいなのだ。

推測するに、食卓に並ぶ料理の品数の想定が昔と今で変わったからではないだろうか。昔は3~4品作ることを想定し、一品のボリュームは少な目、今はその逆で、作るのは1~2品と想定し、その分一品のボリュームは多め、という感じか。

まとめ

まとめると、現代のレシピは昔のそれと比較して、調理の効率だけでなく、準備や食材の管理といったものも考慮した構成になっている、と言える。共働きが一般的で、夫婦の家事シェアという概念も普及してきた昨今だが、レシピ本にもその風潮が反映されている。

また、何年もやり続けて慣れたと思っている料理という家事でも、レシピを見ながら新しいやり方で取り組んでみることで、それまでになかった改善ができることに気が付いた。私の場合は先に述べたように、食材を使い切ってロスが出なくなった、とか、楽な調理法があることに気が付く、などということだ。

何事もアップデートは大事、と思った次第である。

ブロッコリーと鶏肉のマスタードしょうゆ炒めのレシピの参照元↓

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