上白糖よりグラニュー糖をおすすめする理由

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長年、料理に使う砂糖は上白糖を使っていた。三温糖だった時もある。

最近になってグラニュー糖を使うようになった。グラニュー糖はお菓子やパン作り用に常備していたが、二種類置いておくのは邪魔なので、料理にもそれを使うようになった。

そしたらグラニュー糖の便利さに気が付いた。

グラニュー糖のメリット

まず何がいいって、袋に砂糖の粒がくっつかない

上白糖は水分が多いので袋の内側にくっつく。くっつくと何が困るのか。上白糖を使ったことがある方ならお分かりだろう。

新品を開ける時には袋の口を切るが、その時、袋についた砂糖の粒が散らばる。

また、袋の口を輪ゴムで閉じると、画像右側のような状態になり、保管場所に砂糖粒が落ちてしまう。そのため、ゴムで閉じたあとさらにビニール袋に入れる、または、閉じる前にキッチンペーパーで拭いておく、など大変面倒であった。

グラニュー糖にはそれがない。粒が大きくさらさらしているので、袋にくっつかない。下は開封後の写真。

袋には一粒もついていない。そのまま輪ゴムで閉じ、袋を二重にすることなく保存できる。

またさらさらであるため、保存容器に詰め替えるのが楽だ。我が家では下の画像のような容器に詰め替えて使っている。

袋から容器にざーっと流れるように入れられるので、実に楽だ。上白糖だと袋の中で塊になっていることもあり、そのようにはいかない。

そう、上白糖の困った点といえば、保存中に乾燥して塊になってしまうことだ。湿気を与えるとほぐれるらしいが、面倒なのでスプーンで無理やり割って使っていた。

その点、グラニュー糖は塊にならない。固まることはあるが、軽くほぐすだけで元のさらさら状態に戻る。

ここまでのグラニュー糖のメリットをまとめると以下の3点。

  • 袋にくっつかないので、散らからない
  • 小分け容器への詰替えが簡単
  • 保存中に固まりにくい

そんなグラニュー糖だが、上白糖などと比べてデメリットはあるのかも考えてみた。

グラニュー糖のデメリット

上白糖とグラニュー糖の小売り価格を比べてみると、グラニュー糖の方が1kg入りの袋でおよそ20円ほど高い

ちなみに、二人暮らしの我が家で1kgで約1ヵ月分。上記のメリットを考えると高くはないと自分は思う。上白糖を移し替える時の、こぼれた砂糖を片付ける作業に20円払っていると思えばいいんだ。

次に味の違いについて。製法の違いにより、グラニュー糖は上白糖よりも甘さが控えめだそうだ。そのため、多少味の調整が必要かもしれない。

ちなみに大さじ1の重さは上白糖で9g、グラニュー糖で12g。

計量スプーンだと甘みの少ないグラニュー糖は多く使うことになるから、結果的にプラスマイナスゼロでいいじゃん、と個人的には思っている。

料理ブログを運営しておいてこんなことを言うのも何だが、そんなに敏感な舌を持っているわけではないので(笑)。

また、栄養価の点で上白糖とグラニュー糖で違いがあるだろうか。

結論から述べると、栄養価の点ではほぼ変わりがない日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照)。

ということで、グラニュー糖のデメリットとしては以下の2点。

  • 価格がちょっと高い
  • 上白糖より甘みが弱い

自分としてはそれよりも、グラニュー糖の管理の楽さの方が大きいと感じています。

上白糖とグラニュー糖の製法

ところで、そもそも上白糖とグラニュー糖では作り方がどう違うのだろう。

自分は勝手に、上白糖を精製したものがグラニュー糖、というイメージを持っていた。しかし全然違っていた。

以下はスプーン印の砂糖のメーカー、三井製糖の資料よりの抜粋。

最初に取り出した高純度で無色透明な砂糖結晶が白ザラ糖、グラニュー糖になり、次が上白糖になります。「蜜→煎糖・結晶化→遠心分離」を繰返し、加熱によって着色したものが三温糖、中ザラ糖になります。何回繰り返すかは原料の作柄・品質によります。
上白糖と三温糖は、結晶の粒が細かく、砂糖の蜜をかけているので、しっとりしています。

三井製糖株式会社 砂糖について 「よくあるご質問から」~砂糖各種の製造方法の比較 

結晶化した砂糖を取り出す順番が、最初が白ザラ糖、2番がグラニュー糖、3番が上白糖、一番最後に残ったやつが三温糖、ということらしい。

オリーブオイルでいうところの、エキストラバージンとピュアの違いみたいなもんか。

上白糖のしっとりした感じから、上白糖から何かを取り除いたものがグラニュー糖、みたいなイメージを持っていたが、実際には、上白糖は糖液をあとで足している。引き算じゃなくて足し算だった。


というわけで、管理の楽なグラニュー糖、おすすめです。

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